便秘と痔の密接な関係

便秘になるとトイレに座る時間もながくなります。この姿勢は肛門の部分に血液がたまってうっ血しやすくなるので痔になりやすいのです。

さらに無理にいきむと、血管がふくらんでイボ痔をつくることになります。

そして、便秘によりかたくなった便は肛門の周囲を傷つけてしまうことがあり、これがきれ痔につながるのです。

ですから、痔を根本的になおすには、薬を患部に塗るというような、対処だけでは不十分で、便秘を治すということが必要なのです。

逆に痔は、便秘を悪化させることがあります。

痔になると排便のときにひどく痛むので排便を我慢してしまいます。このようなことが繰り返されると次第に便意を感じにくくなり、たまっているのに出ないということにつながってしまうのです。

便秘と痔による悪循環をふせぐために、どちらかだけではなく、両方を同時に治していくということが大切なのです。妊娠中の便秘解消法の奥の手を見つけました!

便秘を一時的に解消するためには、下剤や浣腸の使用が役立ちます。

また痔は初期であれば、軟膏など痛みをやわらげる薬を使うことで対処できます。

しかし、それらを繰り返さないためには、生活習慣や食習慣の改善が必須です。

規則正しい生活を心がけて自律神経のバランスを整え、スムーズな排便を目指すこと、また食習慣も食物繊維や乳酸菌の多く含まれるものをなるべく食べるようにして、腸を元気にすることが役立ちます。

すぐに効果は表れないかもしれませんが、根気強く続けていくことで便秘も痔も解消できる見込みがあるのですから、諦めないことが肝心です。